2021/06/03 19:02

本革製品を購入したり、人から貰ったりしたものの「何に気を付けたらいいかわからない…」と持て余し気味の方も、これから紹介することを気を付けてみてくださいね。毎日のひと手間で長く使うことができますよ。

1. 革は水厳禁!濡れたらすぐに乾かして

本革製品は水分を含むと繊維が固くなってしまったり、水ジミができてしまったりします。そうならないためにも水に濡らさないように普段から気を付けてください。

もし万が一濡れてしまった時は、まずは乾いた布で水分をしっかりと拭き取りましょう。そして風通しの良い日陰で乾くまでしっかりと陰干しをしてください。

この際、直射日光に当ててしまうとシミができる原因となるので、絶対に直射日光には当てないように気を付けてください。また、急いで乾かそうと思ってドライヤーなどを使うと革がひび割れてしまうので、注意してください。

雨対策として防水スプレーの使用もおすすめです。革用防水スプレーは粒子の細かいフッ素タイプのものは革が呼吸できるためおすすめです。革に使えるものと使えないものがあるので、購入の際はよく確認してみてくださいね。

2. ホコリは本革の天敵、毎日のお手入れで長持ち

ホコリや汚れが付いたままだと、呼吸を塞がれてしまい湿気がたまりやすくなってしまいます。また、ホコリが革の油分を吸い取ってしまいひび割れしやすくなります。なので、ホコリが付いたらすぐに取ってあげる事が革を長持ちさせる秘訣です。


この時あまり力を入れて擦らないで、軽く撫でるように乾拭きをしてあげます。ホコリをとるには乾いた天然素材の布で拭いてあげるだけで大丈夫です。

男性用の肌着などは綿製のものが多いので、そちらを再利用するのも手です。毎日軽く乾拭きをしてあげるだけで、革本来の光沢を保つ事ができます。

3. 風通しのいい場所でたまには休ませよう

お気に入りのバッグや小物、毎日使いたいですよね。ですが、大切なモノこそ休ませてあげましょう。

時々休ませてあげることで、人が革と接触していた部分の汗や湿気といった水分を乾かすことができ、革の天敵であるカビの発生を抑えることができます。


カバンやお財布の中身を出して、直射日光の当たらない風通しのいい場所で通気します。カバンはできればローテーションを組んで使用することをおすすめします。

また、カバンの許容量を超えてパンパンに詰め込むのもNGです。荷物を詰め込まないように、できるだけ余裕をもたせてあげるようにしてください

さいごに

本革製品の日頃のお手入れ方法は参考になったでしょうか?

本革は使い込めば使い込むほどに色合いや風合いが変化し、最初のころは硬いと思っていても少しずつ柔らかく手に馴染むようになっていきます。こういった変化は他の製品では味わうことのできない、本革独特の味わいともいえるでしょう。


人生の節目に革製品を贈ったり、自分で購入したりしてみてはいかがでしょう?
LIDEXIA(リデシア)は定期的に新しい本革商品を出していますので、ぜひチェックして見てください:)